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2005年8月16日  火曜日
釣行者:Takigami親子・Endou・Ryutaro・Ryunosuke 執筆者: Ryutaro
フィールド:相模湾 船宿:貴雅丸
対象魚: シイラ
天候: 曇り時々晴れ 水温: 潮:
風向き: 外気温:
波:凪 水質: 
ポイントとヒットゾーン:
 城ヶ島沖パヤオ=深め(シイラ)・城ヶ島東沖=25m(カンパチ)
釣果: 
シイラ50〜80cm多数・カンパチ3,5〜4,5kg3本
タックル:
   
ヒットルアーorフライor餌: 
シイラ=カタクチイワシの泳がせ
カンパチ=背黒ピンク・Komo SS ピンク
 
誘い方: 
ジギング=ワンピッチショートジャーク              
今回は長男Ryunosukeが夏休みで、昨年船酔いで釣る事ができずにいたシイラを「今年こそは…」と言う事で、貴雅へ出かけてきました。
当日はTakigamiさんも子供さんを連れてくるとの事で、お互いにこの日は子どもデー。

しかし、今年のシイラはおかしい。
黒潮の蛇行でか相模湾内へは大型のシイラがほとんど見受けられず、居るのは小型ばかり。
それにルアーへのチェイスもほとんどせず、ほんの一瞬喰いの立った時にヒットするだけ。
そこで今回はTakigami親子も家もイワシのベイトで泳がせる事にした。

城ヶ島沖パヤオに着くとシイラはやはり居る。
早速同船している方々がルアーを投げるが一向に反応を示さない。
サイズもわりに大型が混ざっていて、掛かれば面白そうなサイズも居るがやはり口を使わない。

ある程度皆さんの状況を見たところで、活きイワシをつけてRyunosukeに渡す。
最初は本人も船酔いを少ししていたせいかやる気も無かったが、直ぐにシイラがが掛かりラインが走り出すと、酔っていた事も忘れていつのまにやら興奮し、「スゲ〜スゲ〜 オッ〜」とやる気満々に…
まったく厳禁な者で…
しかし最初に掛かったシイラが悪かった…
130cm近いオスが掛かり、一向に船に寄ってこず、魚にいいようにされて船をミヨシからトモへとRyunosukeまでも追っかけて、気がつけば3周もしている。 ここであまりにも寄らないので自分が変わり寄せてくる途中に何とラインブレイク…
船頭から借りたリールを着けていたが、魚とのやり取り中にギアが壊れ、テンションを張ったままでは巻けなくなり、少しテンションを緩め巻き取る間にシイラの頭の向きが変わってしまう…
また走られ寄せてを繰り返していたら、同じ位置辺りのラインがガイドを行ったり来たりして、磨耗によって切れたのではないだろうか。
船頭にリールを借りたのも悪いが、ラインも古かったのだろう。
当のRyunosukeは俺の顔を見て、「何でばらしたの? 俺の魚! ふざけんなよ!!」怒っている (^^)Y
方法は変われど、息子を熱くさせて釣りへ夢中にさせた。
「早く次ぎやらせてよ」と言って、こちらも何だか楽しくなり次々とシイラを掛け息子に渡す。

それを何度繰り返したのだろう、気がつけば周りの人もあまりのルアーへの反応が悪い為、活き餌を付けだしている。
息子Ryunosukeは、最初のシイラがあまりにでかかったせいか、以降に釣れたシイラは小さく感じ「もっと大きいの!!」って Y(^^)Y
それでも70cm台のシイラは何本も釣っていたのですがね。

その後、シイラの魚影も更に薄くなり、餌ですら掛かりずらくなったので、城ヶ島でジギングカンパチに変更。

息子は朝が早かったせいか、しばし寝るとキャビンの中。
さあ!ここでやっと俺も竿が出せる。
いつもの場所からさらに東側を攻めると直ぐにTakigamiさんへ反応がでた。
危なげなく上がってきたのは3k台のカンパチ。
それで俺も続けとばかりにカンパチを掛けた。 
まあ、釣って当り前の場所なのですが、掛かるとやっぱり嬉しいね。

息子が起きてからは、胴付き仕掛けを用意してあげて活きイワシをつけてカンパチを狙ったがこれは駄目。
首根っこを噛まれ、尻尾から食われたシーンが何度かあったがこれは恐らくマルイカでしょう。

その後、Takigamiさんが1本と他の人が1本船中で追加して帰港となりました。
今年は息子Ryunosukeに釣りをさせてシイラを釣らせてあげられてよかった。
しかし、130cmもんのシイラを逃がした時は、さすがにRyunosukeの目に涙が浮かんでいたのには正直ビックリした。
来年はルアーで、自分でキャストし自分でやり取りをしてあげてもらいたいですね。

Ryunosukeが少しお兄ちゃんに感じられた、息子との思い出に残る夏休み釣行になりました。
 
It will establish in April, 2003. Maker: RyutaroTanaka >>back